南部弁・津軽弁を書く

青森「俊文書道会」 9月23日から発表会

 
 
青森県八戸市を拠点にユニークな書活動を展開する俊文書道会(西里俊文代表)が、今度は青森の方言、南部弁と津軽弁を書で表現する「書の発表会」を9月23日から、八戸市と同県藤崎町で開きます。
 まずは書道会から届いた動画をご覧(お聞き)ください。書の作品を南部弁と津軽弁で語っているのは会員の祖父母など身近な人たちです。
 
 俊文書道会は障害を持つ人と持たない人が一緒になって書を学び、楽しむ会です。これまでも趣向を凝らした書展やグループ展を各地で開き、好評を得てきました。
 「オラ しかだねはんで ぐだめでらの」「父ちゃん 車ひっぱってけろじゃ」「寒いすけ くぴたまき してら」――。23回目となる今回の発表会では、このような南部弁・津軽弁を書にした作品を展示します。西里代表は「書作品は視覚を中心とした芸術ですので、そこに聴覚的な要素を組み入れたいと考えました」と企画の狙いを話します。
 
 会期中、八戸市出身のタレント・十日市秀悦さんと藤崎町在住の文筆家・世良啓さんのトークショー「南部も津軽も弁なひと―風土が育んだことば-」も開かれます。どうぞお出かけください。
 
◆八戸市会場
日 時 9月23日(土・祝)―24日(日)
    24日(日)14―15時 十日市秀悦さんのトークショー
会 場 八戸ショッピングセンターラピア1階 ファスタプラザ
入場料 無料
 
◆藤崎町会場
日 時 9月30日(土)―10月9日(月・祝) ※10月2日は休館
    10月8日(日)13―14時 十日市さん、世良啓さんのトークショー
会 場 常盤ふるさと資料館あすか
入場料 無料
 
主 催 ボランティア書道教室 俊文書道会
後 援 毎日新聞社 毎日書道会 創玄書道会 北門書道会 
日本詩文書作家協会 青森県教育厚生会
 
動画はこちら

おすすめコンテンツ

ページトップ