「第1回書のひろば 筆文字デザイン賞」 入賞者発表!

オリジナル性やアピール度、線質などを基準に

 筆文字で綴るお国・地域自慢――をテーマにした「第1回書のひろば 筆文字デザイン賞」の最終審査が終わり、入賞・入選作品が決まりました。一般投票で学生の部、一般の部それぞれ上位20位に入った作品から各10点が選ばれました。
 また、1次審査を通過した各100点のうち、一般投票で20位入りを逃した作品の中から4点(学生2、一般2)を審査員特別賞として表彰します。
   表彰式は3月19日(土)に東京都内で行う予定です。入賞・入選された方には文書でお知らせします。

 毎日新聞社賞 <学生の部>

<学生の部>
大瀬 ひなた(17歳)
新潟県

「日本一白根大凧でっけー」

作品に関する本人コメント:
私の地元は新潟県南区白根です。
白根には、毎年6月に行われる「白根大凧合戦」という
西東に分けれて大凧をあげてかけ合い勝敗を決める300年続く
大きな祭りがあります。
 小さな時から町内で参加していた行事で私も凧のつなを
ひっぱりました。コロナ禍の前は海外の人も見に来ましたので
また観客が増え、白根の街がにぎわうことを望んでいます。

 毎日新聞社賞 <一般の部>

<一般の部>
悠 杏(ゆ あん)
福岡県

「うまか博多楽しか福岡で待っとーよ!」

作品に関する本人コメント:
全国の飲食・観光業が冷え込んだ今、地元福岡も
博多の屋台をはじめ歓楽街も例外ではありません。
福岡は山も海も近く、そのため行楽地も多く、何より旨いもの
はピカイチ!!"旨いの密"が一番の街だと思っているくらいです(笑)。
海外へはまだ自由に行けない今は国内再発見の時。
福岡で博多で満腹になって楽しんで笑顔になってほしい
という思いを込めました。

 審査結果は以下の通りです。(敬称略)

<学生の部> 氏名(年齢) 対象都道府県 作品
毎日新聞社賞 大瀬ひなた(17) 新潟県 B-027
日本デザイン書道作家協会賞 中村美月(8) 福岡県 B-059
MANTAN賞 鈴木裕羽(15) 山口県 B-067
リンクス賞 佐々木優花(17) 山口県 B-072
優秀賞 小西凛音(17) 沖縄県 B-041
優秀賞 田邊知輝(16) 新潟県 B-079
優秀賞 石附千紗(17) 新潟県 B-084
入選 中井貴世(10) 大阪府
B-087
入選 松原拓生(14) 山口県 B-076
入選 根本美沙(12) 青森県 B-011

審査員特別賞:
 髙木仁子(東京都)B-026
 石上福天(東京都)B-064

<一般の部> 氏名 対象都道府県 作品
毎日新聞社賞 悠 杏 福岡県 A-018
日本デザイン書道作家協会賞 秋田繭子 熊本県 A-039
MANTAN賞 志津野まゆみ 愛知県 A-008
リンクス賞 田中善加 愛知県 A-033
優秀賞 岩橋 妙 和歌山県 A-092
優秀賞 竹本久美 愛媛県 A-020
優秀賞 丸山弘恵 愛知県 A-094
入選 石川初代 愛知県 A-002
入選 素 影 大阪府 A-060
入選 都 光 埼玉県 A-061

審査員特別賞:
 山本ひとみ(福岡県)A-010
 古田寿理 (千葉県)A-012

総評

  初めて開催されたコンペティション、第1回「書のひろば筆文字デザイン賞」に入賞された皆さんには心よりお祝い申し上げます。
 第1回は「筆文字で地元をアピールしよう」というテーマでしたが、どれも地元愛が感じられる作品の数々でした。
 先般、投票で選ばれた20選から7名の審査員による最終審査を行いました。審査に当たっては、キャッチフレーズにオリジナル性があること、地域が特定されていること、アピール度と可読性があること、線質に勢いが感じられる等を基準に選考いたしました。また、20選以外の作品から優秀と認められた各2点を「審査員特別賞」として選考いたしました。
 皆さんおめでとうございます。
 
 普段、書道に馴染みのない方々をはじめ、多くの方に筆で文字を書く楽しさを感じて欲しい、筆文字だからこそ伝わる言葉があります。
 これからも自由な発想で表現してみてください。
 第2回はテーマを変えて作品を募集いたします。
 どうぞお楽しみに。
 
          一般社団法人日本デザイン書道作家協会
          理事長 久木田ヒロノブ

主催 毎日新聞社 株式会社MANTAN 一般社団法人日本デザイン作家協会
協賛 株式会社リンクス 株式会社墨運堂
 

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