何を書くか、を問い続け

書家 船本芳雲

 
 船本芳雲さんは、自作の詩文書を書で表現する作家として知られています。
 国鉄(現JR)に入社して書道と出合い、その面白さに引き込まれていきます。教材となったのが、職場にあった「書燈」。生涯の師となる青木香流が発行していた雑誌でした。
 師匠との出会い、自作詩へのこだわり、自作詩を表現するための臨書論――。横浜市の稽古場を訪ね、お話をうかがいました。
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船本芳雲(ふなもと・ほううん) 1942年樺太生まれ。47年石川県珠洲市に引き揚げる。2013年毎日書道展文部科学大臣賞、15年毎日芸術賞。03年「奥能登への郷愁を書く」(東京セントラル美術館)、14年「沁みいる故郷 船本芳雲書展」(そごう美術館)を開催。毎日書道会常任顧問、書燈社顧問、全日本書道連盟理事、日本詩文書作家協会常任顧問、神奈川県書家クラブ代表、文珠会主宰

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