書と言葉の力を信じて
西里俊文と俊文書道会
青森県八戸市でボランティア書道教室「俊文書道会」を開く西里俊文さん。「障害の有無にかかわらず書を楽しもう」を合言葉に、障害者と健常者を合わせて三十数名の会員を指導しています。青森県立八戸第二養護学校の教頭先生でもあります。
俊文書道会は、西里さんのプロフュースでさまざまな展覧会を催し、書の表現を通して社会との接点を積極的に求めています。多くのメディアが注目する西里さんと俊文書道会の活動を見に、八戸を訪ねました。
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西里俊文(にしざと・としふみ) 1969年北海道松前町生まれ。弘前大学大学院理学研究科応用数学修了。青森県内の養護・聾学校で教諭を務めながら、1999年に自宅で「俊文書道会」をスタート。毎日書道展会員(近代詩文書部)、創玄書道会一科審査員、青森県書道振興会議理事。令和2年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰、2018年毎日書道顕彰(書道教育部門)など受賞多数。