大楽華雪遺墨展

書の軌跡 ただひたむきに

 
 前衛書家として活躍し、2019年に亡くなった大楽華雪さん(享年89)の遺墨展が東京都中央区の「セントラルミュージアム銀座」で開かれています。残された作品が年齢順に陳列され、書人として生きた一人の人間の軌跡を目にすることができます。
 大楽さんは広島県福山市生まれ。宇野雪村に師事し、日本が経済的に成長し、成熟していく時代の中で実験的な作品を生み出していきました。自身が好きだったという「ただひたむきに」という言葉の通り、書と向き合った人生でした。毎日書道会理事・常任顧問、奎星会会長・最高顧問なども歴任。
 今回の遺墨展では、18歳から絶筆となる88歳までの作品45点と、夫を描いた妻政子さんの油絵、女婿として、弟子として華雪さんの形骸に接し続けた大楽悠雪さんの作品、そして折々の写真が展示されています。
 会場を訪ね、悠雪さんにお話をうかがいました。
 
会 期 2024年4月10日(水)-14日(日)
会 場 セントラルミュージアム銀座
入場料 無料
主 催 大楽華雪遺墨展実行委員会
後 援 毎日新聞社 毎日書道会 奎星会 一華会 月刊書道誌書玄
 

 
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