自分にしか見えない美を見つけたい

篆刻家 遠藤 彊の世界

 飄々として、直言居士の遠藤彊さん(74)。第72回毎日書道展実行委員長として巨大書展を統括するとともに、自ら考える書作のあり方も説き続けました。
 東京都内にある仕事場を訪ねると、古香を放つ書物と先人の書に包まれて篆刻に励む藤さんの姿が。山形から上京し、本格的に書を学び始めたのが昭和40(1965)年。以来五十有余年の歩みをたどりつつ、これからの自らの役割をこう話してくれました。
 「自分にしか見えない美を見つけ出すこと。そして、(筆墨硯紙を含めた書道)文化の伝承でしょうね」
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遠藤 彊(えんどう・きょう) 
1946年山形県村山市生まれ。大東文化大学で青山杉雨、宇野雪村、熊谷恒子、松井如流らの指導を受ける。徳野大空、篆刻家の關正人氏らに師事。84年毎日書道展審査会員に。2003年同展最高賞の文部科学大臣賞受賞。12年日展会員。15年毎日書道会理事。18年に東京・銀座で2回目の「遠藤彊篆刻展」を開催。毎日展篆刻会理事長、扶桑印社代表など要職多数。

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