2021年5月1日(土)~3日(月祝)

第66回光荘会書道展

東京美術倶楽部
〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15
 
●第66回光荘会書道展開催にあたり
 昨年、令和2年5月開催予定の第66回光荘会書道展は、新型コロナ感染症拡大により令和3年に順延を余儀なくされました。出品者はすでに作品を完成させ、開催に向けて準備を整えている矢先のことでした。
 令和3年5月1日~3日、気持ちも新たに「第66回光荘会書道展」を開催いたします。残念ながらコロナウイルスの猛威は衰えをみせず、感染対策を最優先に考え、「授賞式」と光荘会書道展伝統の「教育部による席書」は中止にいたします。また、65回展初企画で大好評だった「ワークショップ」も安全な日が来るまで、お休みにいたします。
 長らく会場に使用している東京美術倶楽部は、ビルの外観からは想像がつかない広々とした和室から新緑まばゆいお庭が望め、まさに都会のオアシスです。
4歳児から90歳代まで、師範(108点)・同人(36点)・一般(76点)・教育(123点)と半紙(101点)作品が一堂に会します。恒例となりました師範による古典の原寸臨書は装丁も自身の手によるものです。厳しい状況下ですがご高覧いただければ幸いです。                     会長 原 光笙

●光荘会と光荘会書道展について
※詳しくはホームページhttps://kousoukai.jp/ をご覧ください。 
〇光荘会の歴史は、昭和3年(1928)初代会長岡田光荘が蒲田女塚に書道塾を開 いたところから始まります。会の名前も創始者の雅号に由来しています。
〇現在、漢字・かな・新書芸3部門を勉強する会員を有し、毎日書道展・日本書 道美術院主催日書展への出品者も多数おります。 
〇昭和29年(1954)第1回光荘会書道展を東京美術倶楽部で開催以来、年一回の社 中展として定着。平成16年(2004)には50回記念展を開催しました。コロナで、はじめて中止となった令和2年(2020)は、後に語り継がれる出来事になる かもしれません。
〇審査について
 第1回展から一貫して会員作品の審査を「外部審査員」にお願いしています。 客観的なお立場で作品を評価していただく、という初代会長の姿勢を引き継いでいます。

●令和2年特別光荘会書道展教育部門について
 残念ながら中止になった令和2年の光荘会書道展ですが、作品は完成していましたので、教育部だけは学年が変わらぬうちに審査を行うことにしました。
コロナ禍での特例として<令和2年特別光荘会書道展教育部門> の名称で、作品発表の場をホームページ上に設けることを条件に、文部科学大臣賞、毎日新聞社賞の申請を行いました。文部科学大臣賞は、令和2年に初めて教育部にいただけるようになった賞です。
 厳しい状況の中でしたが、初の試みとして全作品がホームページ上で閲覧できて、保護者の方からも好評でした。令和2年特別光荘会書道展教育部門のすべての作品は、令和3年「第66回光荘会書道展」の会場内に展示いたします。

●前回 第65回記念光荘会書道展について
 前回の65回記念展は、新天皇陛下御即位の翌日5月2日から開催いたしました。新元号「令和」第一弾の書道展として、都心のオアシス東京美術倶楽部へ多くの来場者をお迎えしました。令和にちなんだ書、会員全員の「光」をテーマにした作品を貼り合わせた屏風など、にぎやかに開催できたことは今では夢のようです。

 
 
 

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