ゆったりと、骨太に
柳澤朱篁の書
書家・柳澤朱篁さん。小学生のころ、家の近くにできた書道教室に通い始めて以来、70年にわたって書とともに人生を歩んできました。好むのは隷書。書道史に詳しく、なかでも磨崖に魅せられると言います。師は大野篁軒。
「形よく流れる書よりも、骨があって、ゆったりとした広がりがある書が好き」という柳澤さん。埼玉県所沢市の稽古場を訪ね、お話をうかがいました。
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柳澤朱篁(やなぎさわ・しゅこう)
1944年埼玉県飯能市生まれ。早稲田大学大学院修了。96年に毎日書道展会員賞受賞。2013年書壇院理事長。1997年と2016年に個展を開催。現在、書壇院顧問、全日本書道連盟理事、埼玉県書道人連盟顧問、毎日書道会総務、書道研究東香会会長、冬青書会主宰。
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